現在も進んでいる不妊対策技術

不妊治療の歴史は約30年程度の歴史の浅い医療技術です。なので、10年後には今夢のように思っている思っていることも、10年後には当たり前のようになっている可能性もありますので、ご紹介しておきます。

精子が作れなくてもOK?

精子の数が少ない、運動能力が弱いなど精子に問題がある場合、顕微授精(ISI)療法を用いていますが、精巣内にまったく精子が見つからないという重症患者もいます。

このような方は、精子になる前の細胞を抽出する療法も研究が進んでいます。

流産を劇的に減らす

流産の原因の8割程度は受精卵にあるといわれています。受精卵の段階で正常に育っていく力を調べ、流産する卵子を子宮に戻さないようにするのが、『着床前診断』です。ただ、着床前検査で予防できる可能性があるのは、受精卵側に問題がある場合の流産のみで、受精率や着床率などが改善するわけではありません。

流産確率が高いとされた卵子でも、出産まで進んだケースもあり、技術と倫理のギャップで命の選別という問題があります。

卵子の若返り

自分の卵巣から採取したミトコンドリアを卵子に注入することで卵子細胞を活性化し、体外受精による妊娠率の向上などを図る手法もあります。こちらは、不妊治療ではなく、サプリメントでも注目されていますね。

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