お灸は不妊症に効くの?

医学には西洋医学と東洋医学に大きく分けて分類されそれぞれ、治療法や病に対しての見解が異なります。西洋医学の場合ガンや主要といった個々の病に直接的に働きかける治療法であり、薬剤を投与したり切開手術などを行います。多くの場合西洋医学では身体の不調箇所を治療する際、ほかの部位がある程度支障を来すことは仕方ないと考えられており使用する薬剤によっては副作用を伴うことがあります。

しかしそれでも疾患や不調に対しての効果は早く、瞬発力が高いメリットも存在します。

東洋医学の場合個別の疾患に対してでなく体全体のバランスを重んじる治療方法であり、人が元から備えてる自然治癒力を生かすことを基本にします。その為治療の際に時間がかかってしまいますが、その反面体調不良や疾患の根本的な解決に繋がりやすい利点があります。

東洋医学に使用する薬品は自然界にある植物をそのまま、あるいは乾燥させた生薬というものを扱います。これによって、薬剤投与でも人工物のような患者によっては副作用を伴うリスクを軽減できます。東洋医学でよく知られる治療法は針や漢方以外にお灸が挙げられます。

お灸とはモグサというヨモギの葉を乾燥させたものを皮膚の上に置いて燃やし、その温熱刺激によって体調を整える治療技術です。この治療技術の起源は古く今から約2千年以上前の古代中国、もしくはそれ以前の古代インドやチベットを発祥だとされてます。

近年東洋医学を専門とする大学や専門学校が確立され、針灸の存在は私たちに身近な存在になってます。

今では鍼灸院に通わなくとも自分で手軽にお灸を楽しめるようにもなってます。モグサを皮膚の上で燃やしてできる温熱刺激は、肌の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激され細胞が活性化されます。これによって身体の不調を緩和したり、様々な健康効果を得られます。自律神経を整えたり、リラックス効果や鎮痛効果を得られる他モグサを置くツボによっては冷え性やダイエットにも効果があるとされメディアを通して話題になってます。

冷え性と不妊の関係

特に冷え性は身体機能を低下させやすい要因であり、妊婦を初めとする女性の大敵でもあります。なので不妊症の改善でお灸を使用することも少なくなく、妊活を考える人にはおすすめです。

そもそも冷えとは血行不良で発生するものであり、不妊症の人の場合特に骨盤周りの血行が悪いと生殖機能を低下させ妊娠しにくい身体になってしまいます。

冷えは前文でも記載したように女性の大敵であり、妊娠関係以外でも月経困難症や生理不順にも大きく関係しています。そんな時モグサによる熱で体のツボを温め、血流を促すことで体温を上昇させます。

この根本的な冷え性の解決が、妊娠しやすい体に変化し不妊に良いと言われます。

冷え性を解消されるとされるツボ

不妊に良いとされるツボ、つまりモグサを置くべき部位は主に足が中心です。

太衝(たいしょう)

指先から順に説明するとまずは太衝、読み方はたいしょうと呼ぶツボが良いと言われます。

太衝は足の甲の親指と人差し指のちょうど間を足首の方へなぞった場所にあるくぼみであり、押すと少し痛みを感じる箇所です。

三陰交(さんいんこう)

次に足首付近にある三陰交、読み方はさんいんこうというツボであり足の内側のくるぶしのでっぱりから、指4本分上にいった部分を指します。冷え性の女性は三陰交を押すと痛みを伴うことが多く、自覚した場合冷えの対策を十分に行うべきです。

ちなみに三陰交は、妊娠しやすい体つくり以外に生理痛緩和にも良いとされ毎月発生する腹痛緩和にもおすすめです。

足三里

膝の下の外側をゆっくりと指でなぞり最もへこんでいる部分である足三里というツボは、身体の疲れを取り除き子宮を初めとした全体の調子を整える働きを持ってます。

これ以外では足三里には胃腸の不調にも良いとされ、妊活以外でも使用して損はないツボです。

血海

最後に血海という、膝の皿の内側の角の部分から指3本分程上にいった部分のツボが不妊に良いと言われます。血海という漢字を書くように、このツボは血液の生成を促す働きを持っており体温上昇のための血液を作るほか貧血予防も期待できます。

膝の皿から内側にといっても、よく場所が分からない場合は周辺を触ってみて、ドーンと鈍い痛みを感じたらそこが血海です。

まとめ

以上の4つのツボ、左右両方なら合計8つの部位を刺激すると冷えを取り除き身体機能を回復させることが可能です。一般には鍼灸院などで使用されるモグサを燃やして用いるのがお灸ですが、セルフでできるものもあり手軽に行えます。商品によっては煙が出なかったり、火を直接使用しないものといった改良も施されデリケートな身体になる妊婦でも使用しやすい工夫がされてます。

しかし熱で刺激するツボによっては妊娠中は危険である部位も少なくなく、自分で楽しむ場合はまずは鍼灸師の人に相談することが大切です。同時に出産あるいは妊娠後もお灸を続けたい場合でもこれが当てはまります。東洋医学は西洋医学と比べて副作用やリスクが少ないものですが、健康を考えるのなら専門家の意見はしっかり聞くべきです。

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