群馬県の子宝の湯『伊香保温泉』

伊香保温泉は群馬県内でも有数の大変人気のある温泉地です。榛名山の中腹に位置しており榛名山の火山活動より湧き出したと言われています。その歴史はとても古く日本に現存する最古の和歌集である万葉集や古今和歌集の歌の中でも伊香保の名が詠まれています。また、南北朝時代の書物には伊香保の温泉に関する記述が残されています。

古くから名湯として知られる伊香保温泉のお湯には硫酸塩泉の黄金の湯とメタけい酸単純泉の白銀の湯の二種類があります。黄金の湯は昔からこの地でその存在が認識されていたお湯です。

その名の由来ともなっているようにお湯の色は独特な茶褐色をしたにごり湯です。

これはお湯の中に含まれている鉄分が空気にふれて酸化し茶褐色に変化したものです。黄金の湯は刺激が少なくやわらかいお湯で、身体が芯から温め血行をよくすることができ神経痛や消火器系の病、婦人病などに効果があると言われています。

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一方、白銀の湯は近年湧出が確認されたお湯で無色透明で無味無臭です。その湧出量は豊富で1分間に110リットルにもなります。白銀の湯は含有成分が微量なので病後の方や高齢者にも向いており病後の回復や疲労回復、健康増進などに効果があると言われています。

江戸時代から湯治場として栄えてきた伊香保温泉ですが当時から子宝の湯としても知られ「子のない方はござらんぜ」とも言われるほど女性に人気がありました。伊香保温泉のシンボルともいえるのが365段の石段です。石段の両側には温泉旅館や飲食店、お土産屋、射的などができる昔ながらの遊技場などが軒を連ねていますが、この石段の一番上に「縁結び」「子宝」の神様が祀られている伊香保神社がありますので伊香保を訪れた際は石段の散策とともにぜひ立ち寄りたい場所です。

また、石段から源泉までは遊歩道が整備されており源泉の傍には伊香保露天風呂という公共の露天風呂があり、子宝の湯として有名な伊香保の中でも特に慢性婦人病などに効能があるとされています。遊歩道の途中には温泉を飲む事のできる飲泉所もあります。伊香保は温泉饅頭の発祥の地とも言われていますが、現在では子宝饅頭も販売されています。

伊香保温泉は車でアクセスする場合は関越自動車道の渋川伊香保ICから約20分、公共の交通機関を利用する場合は上越線の渋川駅からバスで約20分です。都心からもアクセスしやすく日帰りで温泉を楽しむ事もできますが、できれば一泊してのんびりと身体をリラックスさせたい温泉です。

伊香保温泉の周辺地図

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