兵庫県の子宝の湯『有馬温泉』

日本人は温泉が大好きだと言われています。物理的な視点でみても、日本には世界の総活火山の約10%が集中しており、温泉が多い地域だと言えます。それから、お風呂に入る習慣があるということも大きいです。世界的に見ても湯船に浸かるのを日常としている日本はかなり珍しいのです。

つまり世界の他の国で、温泉が多い地域があったとして、そこを開発したとしても、お風呂に入る習慣がないので、そもそもお客さんが集まらないために、他の国ではあまり温泉がありません。そのような理由から、相対的に見ても日本人はお風呂や温泉が大好きだと言われるのです。

そんな温泉大国日本には実に3000以上もの入浴できる温泉があると言われています。その中でも古くからの歴史を持っている温泉という意味で「日本三古湯」に数えられる温泉地があります。それが愛媛県の「道後温泉」、福島県の「いわき湯本温泉」、そして兵庫県の「有馬温泉」です。有馬温泉は、他にも林羅山の日本三名泉や、枕草子の三名泉にも数えられています。

この地を訪れる観光客への売り文句として「豊臣秀吉が愛した温泉」という触れ込みがあります。実際、何度も訪れた記録が残っており、そればかりか、周辺の開発や整備、改修などにも力を注いだとされています。それから、この有馬温泉の特徴的なものとして「金泉」があります。

その正体は「赤湯」と呼ばれる“にごり湯”の一種で、空気に触れると着色するという特色を持っており、浴槽内で赤っぽい色に変化します。これが金色に見えなくもないので、「金泉」という有難そうなネーミングになりました。温泉の成分には人間の体を癒してくれる様々な効果があるのは皆さんご存知のことでしょう。

「金泉」の成分には抜群の保湿効果があるため、血行を良くし、冷え性などを改善します。慢性婦人病など様々な効能をもたらしてくれることから、「子宝の湯」とも呼ばれています。丈夫な子供を授かるための1つに、身体を冷やさないことが大切ですが、冷え性は女性の永遠のテーマです。そんな天敵とも言える冷え性から女性を守り、身体の芯から暖めてくれ、保湿効果が物凄く高い温泉ですから、「子宝の湯」と呼ばれるのも納得です。

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また有馬温泉の近くには湯泉神社という神社があります。「ゆせんじんじゃ」とは読みません。「とうせんじんじゃ」と読みます。ここは子宝神社として知られており、647年に孝徳天皇がこの地を訪れ、皇子誕生に大きな効果があったと言い伝えられています。有馬温泉は皇族や戦国武将、文化人や地元民など様々な人に愛されてきた温泉なのです。

有馬温泉の周辺地図

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